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「本当にらしくない!!!もう、嫌だ!」



すべての試験が終わって私は裏庭で1人泣きそうになっていた

もう何もかもが嫌で仕方なかった。



あれから、なんの試験にも集中できなかった。

頭に入いってくるのはあの、天野くん。



綺麗な顔と身体つき。とにかくとても綺麗な天野くんは私の頭から離れて行かなかった。



「なんなの…らしくないじゃない…私」



つうっと、一粒の涙が流れた。