3回目の試験が終わり、昼休みになった。

それでも、私は泣きそうになっていた。




メグの胸に飛びつくと私は息を殺した。


「ちょっと、どうしたのよ?」


教室からは次々生徒達が出て行く。あの男子生徒も一番早くに出て行った。

メグは私の背中を優しく撫でてくれた。



「場所、変えよっか?」


メグの優しい声に私はコクリと力なく頷いた。