あたしは声を失った渡辺春乃。
小学生のとき、病気で声が出なくなった。
あのときは「こんな人生なんて無くなれ」なんて考えていたけど、
お母さんがくれたノートのおかげで
あたしの人生は変わり始めた。
声がなくても、会話はできるんです。
4月7日、○○高校の入学式。
いつもより早く起きて、学校へ向かった。
(今日は入学式…。友達できるといいな)
心でそう思って歩いていたら
目の前に綺麗なサクラが咲いていた。
『朝日公園』ここは小学生のとき、よく
遊んだ場所だった。
(懐かしいなー…)
そんなことを思いながら、朝日公園へと
足を運んだ……。
****
オレは矢野春人。
性格は明るい少年って言われてる。
この性格のおかげで色々隠せることが出来ているんですよ。
相手が喜びそうな言葉を選んで言えば
簡単に気に入られる。
まぁ、言葉って簡単ってことだ。
今日は高校生活スタートの日。
新しい制服を着て、初日から遅れないように早めに家を出た。
「ねむい…。」
早めに起きたせいかすごく眠い。
あくびしながら、学校へ向かった。
慣れた道を歩いていると『朝日公園』に
ぼーっとサクラを見ている女の子を見つけた。
(あの子も早めに家を出たのかな。それとも、あれか、楽しみ過ぎて早めに出すぎちゃったとか?笑)
その子を見ながら、思って心の中で
笑っていた。
****
そのときはほんの軽い気持ちだった……。
君と話す前は、簡単に考えすぎていた。
また、いつも通りやり過ごそうと思っていたのに………。
君は今まで会ったことのない人だった。
小学生のとき、病気で声が出なくなった。
あのときは「こんな人生なんて無くなれ」なんて考えていたけど、
お母さんがくれたノートのおかげで
あたしの人生は変わり始めた。
声がなくても、会話はできるんです。
4月7日、○○高校の入学式。
いつもより早く起きて、学校へ向かった。
(今日は入学式…。友達できるといいな)
心でそう思って歩いていたら
目の前に綺麗なサクラが咲いていた。
『朝日公園』ここは小学生のとき、よく
遊んだ場所だった。
(懐かしいなー…)
そんなことを思いながら、朝日公園へと
足を運んだ……。
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オレは矢野春人。
性格は明るい少年って言われてる。
この性格のおかげで色々隠せることが出来ているんですよ。
相手が喜びそうな言葉を選んで言えば
簡単に気に入られる。
まぁ、言葉って簡単ってことだ。
今日は高校生活スタートの日。
新しい制服を着て、初日から遅れないように早めに家を出た。
「ねむい…。」
早めに起きたせいかすごく眠い。
あくびしながら、学校へ向かった。
慣れた道を歩いていると『朝日公園』に
ぼーっとサクラを見ている女の子を見つけた。
(あの子も早めに家を出たのかな。それとも、あれか、楽しみ過ぎて早めに出すぎちゃったとか?笑)
その子を見ながら、思って心の中で
笑っていた。
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そのときはほんの軽い気持ちだった……。
君と話す前は、簡単に考えすぎていた。
また、いつも通りやり過ごそうと思っていたのに………。
君は今まで会ったことのない人だった。
