『』が月希ですー

スタート


『っていうか学校なんてないし!』
「何言ってんだよ。昨日言ってたじゃん」
『は?』

〜昨日〜
「月希ー下に来てー話があるんだけど」
『わかった今行く』

『なんだよ親父』
「お前には明日からうちの学校に通ってはもらう」
『はぁ?』
『なんでさ?』
「青春してこいー」
「そうよ 青春しておいで」
『母親までー』
「じゃあ、明日からだからね
母さんと父さんはこれから世界一周の旅だから」

『あー思い出した』
「だから、これに着替えろ」
それは、黒いボサボサのウェッグとダテメガネと男用制服だった
『なにこれ』
「うちの学校は男子校だぞ
知らなかったのか?」
『なんでダサい格好なんだ』
「親父が万が一男に襲われたらどうすんだ
とかなんとか訳が分からないことを言ってた」
『着なきゃダメか?』
「あぁ ダメだな」
『わかったよ』
『終わったぞ』
「すげえダッサ」
『あぁ?』
「なんでもねえ」
『で、どんな学校なんだ?』
「うーん 説明面倒だから行こうか」

そこで説明しないのかよ