『……私…前に進みたい』 龍平さんを好きだったこと。 親にも、お医者さんにも、もちろん龍平さんにも…誰にも言わないでいてくれたこと。 たまちゃんには 辛い思いを一緒に背負わせてしまってるという負い目が私にもある。 でも…。 『でも…龍平さんを思い出すと…辛いことも一緒に思い出すの。 忘れたいことも、忘れられなくなる』 龍平さんのせいじゃないって。 頭ではわかってるのに。 私が勝手に、運悪く巻き込まれただけなのに…。