ホワイトデーの奇跡【完】




カーテンを少しだけ開けると。



『………ぁっ…』




空から降る

真っ白な粒が私の視界を埋め尽くす。


あの日と同じ、真っ白なスノーパウダーがしとしとと降っていた。



あの日と全く同じ光景に、時間が戻ったかと思った。




『…はっ……ぁ……』



体が、小さく震え始めて…

呼吸が…乱れそうになるのがわかった。