ホワイトデーの奇跡【完】





『……?』


窓ガラスに、何かが当たった音がした。

いつもなら、気のせいかな…と思う。

でも、今日は、いつもより五感が敏感だから、聞き違いなんてあるはずがない。



ベッドから出た私は、ゆっくりと、音を立てないように窓に近づいた。