ホワイトデーの奇跡【完】










放課後――

生徒玄関を出て、校門から私とたまちゃんは別れた。


たまちゃんは、自宅の方向へ。

私は、その反対方向へ。



後ろを振り返ると、たまちゃんが校門でいつまでも私の姿を見ていた。



どんどんと小さくなる顔…




最後に見えたたまちゃんの顔は

笑っていた。




その笑顔を最後に

私は前を向いて、また歩き出した。