ホワイトデーの奇跡【完】




『ごめね…送ってもらって』


「いや、普通だから」


そう言ってくれた武藤くんの言葉に、素直に甘えることにした。



『…ありがとう』



私は、武藤くんの顔をしっかりと見上げて感謝の言葉を伝えた。




「似てたでしょ、咲」


『えっ?』


「蒼井に」


『…ううん…全然…似てなかったよ』



武藤くんの言葉を、私は否定した。