「蒼井の自由だろ。誰を特別に思おうが、 星を見ようが、決めるのは蒼井なんだからさ。 大事に想うのと過保護は違うと思うけど」 「っ…」 『……』 武藤くんの言葉は たまちゃんだけじゃなく、私にもズキッと刺さった。 あの日、私が巻き込まれた強盗未遂事件。 地元の新聞にも載ったくらいだから、同学年の子たちはみんな知ってる。 当然、武藤くんも知ってる。 だから、たまちゃんの私に向ける恋人のようで親のような過干渉な行動に対しても誰も何も言わなかった。 仕方ないって…周りも受け入れてくれていた。