ホワイトデーの奇跡【完】




「俺天文部だからさ、興味あるならたまには覗きにくれば?」


『天文部?…えっ、でも…武藤くん…サッカーとバスケも』



やっていたような…。



「それは助っ人。本業というか、本腰はこっち」



なるほど…。

何でも出来る人はすごいなぁ…。



「天文部はうるさいやついないし。みんな星に夢中だから静かだし。変人は多いけど」


『…そうなんだ……でも』



それは…私にとって魅力的かもしれない。

でも…天文部ってことは、夜遅くなることもあるかもしれないよね。



「遅くなったときは家まで送るし」


『…えっ…』


「知らないと思うけど、蒼井の家俺の家の通り道にあるから」


『ええっ…』



そうだったんだ。

全然知らなかった…。