ホワイトデーの奇跡【完】






『私ね、今日学校行ったんだよ』



《……》


『正直ね、何度も休もうか迷った』




きっと、1年前の私だったら…

迷うことなく休んでると思う。


嫌なことや怖いことから逃げて、自分が傷つかないように殻に閉じこもってた。





《……》



『でもね、今日自分に負けて休んじゃったら…明日も、明後日もまた休んじゃうと思ったの』



《……》


『だから、行ったの。行けたの…私にはたまちゃんやお母さんや、武藤くんがついてるって思ったらね…勇気が出た』


《………》