ホワイトデーの奇跡【完】





『…っ』



「やっぱり。君、武藤の友達だったな」





武藤くん?

よく知る名前に安心したのか、恐る恐る声の方向を見ることが出来た。





『…あっ』





ピシッとシワのない制服のシャツ。

暑いのに上のボタンまで閉めて、背筋もピンッと伸びた姿は見覚えがあった。


確か、この人は…。











「部長、なにやってんですか」