「それなのにさー…感謝はされても殴られるなんざ、思ってもみなかったぜ?」
「…悪かったよっ」
将太くんの追い打ちに
バツが悪そうにしながらも素直に謝る龍平さん。
立ち上がった将太くんに続いて、私も慌てて立った。
「まぁ、しゃーないか…特別に許してやる! 恩に着れよっ!」
「偉そうにすんなっ。みかん頭」
「なんだとおおぉー!? 八百屋の息子なめんなよっ?」
あぁ…この感じ。
懐かしいなぁ…。
すごく仲良しなのに、しょっちゅう喧嘩もしてた。
一連の出来事に、あたふたしたけど…
2人の仲が相変わらずな様子を見て、安心した。
