優しい上司の裏の顔〜ツンデレ女子を溺愛中〜(おまけ完)

「…麗美、お前」

とても悲しそうな目で私を見る修二さん。…どこまで、勘違いするんだろう。と、怖くなる。

「…新條社長、今日は、俺たちの結婚式に来てくれてありがとうございます」

悪びれもなくそう言った安住さんに、目を見開く私。

「…安住」

修二さんが、安住さんを睨む。あぁ、もうダメだ。

私はぎゅっと目を瞑る。

「…雪、おいで。新條社長が俺たちの結婚式に来てくれたよ」

…。

その言葉に、目を丸くする修二さん。

…全ての事情が明らかになり、もう、どうしていいかわからないといった顔の修二さん。

「…それでは、俺たちはこれで」

安住さんは、雪さんを連れて、ホテルの中に入っていった。

…その場に取り残された私と修二さん。