優しい上司の裏の顔〜ツンデレ女子を溺愛中〜(おまけ完)

《麗美side》

行くあてがないと思っていた私の頭に、1人の人物が浮かび上がる。

…修二さんのお義母様だった。

『何かあれば、いつでも頼ってね。…私は貴女のお母さんなんだから』

そう言ってくれたお義母様の言葉を胸に、子供達を連れて、早朝の新條邸に来ていた。

「…は〜い。あら、麗美さん、こんな朝早くにどうしたの?とにかく、中に入って…‼︎」

優しく微笑みそう言ってくれたお義母様の顔を見た途端、我慢の糸が切れて私は泣き出し、お義母様に抱きついていた。

そこへお義父さんがやって来て、私を見て驚いている。

「…どうしたんだ、麗美さん。さぁ、中にお入り。朝陽、優美、おいで」

軽々と2人を抱き上げたお義父さんは中に入って行く。

お義母様も、私を連れて中に入っていった。