優しい上司の裏の顔〜ツンデレ女子を溺愛中〜(おまけ完)

俺の顔を見て、明らかに驚いてる向かいの男。…同じ会社なのだから、社長の顔くらいは分かるだろう。俺は、男を睨みつけ、すぐさま朝陽と優美を両手に抱きかかえると、麗美の声など聞かず、レストランを出ていく。

「安住さんに失礼です!何も言わず出ていくなんて」

麗美が怒ってそう言う。

「そんなにあの男が良いなら、麗美だけ帰ればいい」
「なっ?!!」

俺の言葉に目を見開き、声を失った麗美。

俺は朝陽と優美だけを連れ、車に乗った。

…麗美は後を追いかけてこなかった。

・・・その夜、麗美は遅くに帰宅した。

そして、いつも二人で眠るベッドには入ってこなかった。