優しい上司の裏の顔〜ツンデレ女子を溺愛中〜(おまけ完)

…モヤモヤするくらいなら、聞けばいいのに。と、自分で自分にツッコミを入れてしまう。

そう思うと呆れて笑いしか出ない。

今夜は珍しく、早く仕事を終えた俺は、早く帰宅した。

玄関を開け

「ただいま」

と言うと、すぐに駆け足と、パタパタとスリッパの音が聞こえてきた。

「おかえり、パパ」

朝陽が言う。優美もおかえりと言って俺に抱きつく。

「おかえりなさい」

仕事着の上からエプロンをした麗美が、満面の笑みで迎えてくれた。

俺の勘違い…

麗美を引き寄せ抱きしめると、違和感を感じた。

優美と同じ、香水の香りがした。

…男物の。