笑うな。




「あのー、おふたりさん?俺のこと忘れてませんか?」



「あぁ日向。悪い。メシ食うか。」



「日向くん、ごめんね。あ、オムライス〜!」



莉愛は謝ってる途中でオムライスをめがけて走り出す。


「まーいいけどー。あ、おれのラーメンだ!!」



「くはっっ、お前ら同じレベルかよ」



なんだか、莉愛と日向が似ていて笑えてきた。



あぁ、確かに莉愛の言ったとおり笑うと幸せになるな。




俺、やっぱ莉愛の言うことなら何でも聞けるらしい。


莉愛、大好きだよ。




「はるちゃん?意識ある?」



「あぁごめん。早くたべようか。」



3人で食べるご飯は、とても美味しかった。