笑うな。



「はるちゃん、また後でね」


そう言って、莉愛は自分の席へ行く。



ガタっ。


俺も自分の席について、はぁとため息をついた。



今日はいつも以上に疲れたな。


莉愛といると疲れるけど、本当に楽しい。


何が起こるかわからないから、毎日が新鮮で。




でも、さすがに二人乗りしたあとの階段ダッシュは地味にきてたみたいで、俺は世界史の授業というなの子守唄をきいて、眠りについた。





そのあと、しろちゃんに教科書で叩かれ、そのあと説教……まぁこの後は言わなくてもわかるだろう。



そんなこんなで1日の始まりが過ぎた。