「あ、この前助けてくれてありがとう優斗くん」
またニコッと笑うはるかちゃん
「あ、いえ」
「最初はびっくりしたけどね笑」
「いや勝手に体が動いちゃったんすよ」
「フフッほんとかっこいーなー…」
会話に入りきれないあたし
今、ものすごく帰りたい気分…。
「あ、じゃあ、あたしプリントもっていってくるから!」
あたしは逃げるように立ち去った
「あ、おい明莉…!ってもういねぇーし。」
「フフッ明莉ちゃん可愛いね笑」
「可愛いというか元気というか…」
「フフッじゃあ私いくね」
「あ、はい、お疲れさんっす」
そのあと、帰り優ちゃんとはちょっと気まずかったけどそれはあたしだけで優ちゃんはいつも通りだった
こんなに気にしてるのあたしだけかな?
