初恋は一生もの

「優ちゃん」



「うわ明莉、派手にやっちまったな」



あたしの周りにあるプリントを見て言っている


「ぼーっとしてたら壁にぶつかってこのざまだよ」



「ははっさすが明莉」



そういいながら優ちゃんもプリントを一緒に拾ってくれた



「これでー、全部かな?」



一応、落ちたプリントは全部拾った



「よし、ダッシュで職員室いってくるね!」


「いやいや歩いて行けよ、また落としたらどーすんだよ」




こんな会話をしていると、



「あ、あのー、」



可愛らしい声が聞こえた