サラマンダーの1人が足を痛めて動けなくなっているティアナを見て、大きな声で行った。
「っっ!」
ティアナは焦りだした。このままだと連れてかれると思ったのだ。
するとすぐにサラマンダーのリーダーらしき男が現れた。
「フッ...逃げられるとでも思ったか?ざまぁねぇな...」
男はティアナの腕を掴み無理やり立たせた。
「────っ!!......い、痛いです...」
ティアナは顔をゆがませた。
「そうか、痛いか。ならもっと痛がれっ!」
すると男はティアナの膨れた足首を思いっ切り蹴りをいれた。
「...っっ」
ティアナはあまりの痛さに膝をついた。
「なんだ、もうダウンか?」

