お前、可愛すぎてムカつく。



桐谷くんが私を抱えてくれた瞬間…



………………。




ああ…。



イケメンの前で醜態をさらしてしまったよ。




もう明日から顔合わせられない。



先輩のことも信じられなくなったし、いっそ転校しようかな…。




桐谷くんが後始末をしてくれた。


もう本当に自分が情けないし、申し訳なさすぎて死にたい。


コンビニの外にあるベンチに横になって涼んでいると、桐谷くんが水を買ってきてくれた。


「飲んどいた方がいーよ、結構吐いてたし」


「ごめんね…」


「それ聞きあきた」


私の隣にどっかり座って、自分はカフェラテを飲んでいる。


「…もうそれしかいいようがないんだもん」


二人の間に沈黙が流れる。


桐谷くん、呆れただろうな…


私のこと嫌いなのに余計嫌いになったんだろうな…。