お前、可愛すぎてムカつく。



フラフラしながらもアパートの階段を駆け下りると、後ろから2.3人の男が追いかけてきた。


ヤダヤダヤダ…!


どうしよう!!!



ガクガクと手足が震えていたけど、必死に走った。


夜だし酔っぱらってるし、どこをどう走ったのかわからない。


私はコンビニのトイレに駆け込んだ。


ドアを閉めて、一つ深呼吸する。


でも震えは止まらない。


「どうしてこんなことに…」



頭がグラグラして吐きそうになった。


外ではあいつらが待ち構えてるかも…


そう思ったら怖くて怖くて涙が出てきた。



助けて…


誰か助けて…




“わかった。もう榎本さんには関わんねぇから安心して”




ふと思い出した桐谷君の言葉…