お前、可愛すぎてムカつく。




「ぶ………ぶあっはっはっはっはっは…!!!!!」



蒼空がお腹をかかえて笑い出した。


「そ、蒼空…?」



「彩…やっぱサイコ―――!!!男前ー!」


ヒーヒー言いながらまだ笑っている。


え、バカにされた??



「ふっ。わりー…。あー、俺も彩に言われちゃおしまいだな…」


「え…」


「なーんか、どうでもいいや。ホント俺ウジウジしててキモイ」


「あ、ごめん…ちょっと言い過ぎたかも」


「別にいーけど。思った事言ってくれて助かった。おかげでなんか目ぇ覚めたわ」


「ほ、本当?」


「俺ファザコンなのかもな」


自分で言ってて笑っている。


「……」


「おい、そこ突っ込めよ」


「ごめん…でもさ、蒼空はおうちの仕事継ぎたくないの?」


「いや…継ぎたくないわけじゃない。親の仕事見てるとやりがいもあって面白そうだし…ただ、この会社に入ったらまた色々比べられんのかなーって思ったらちょっと嫌になってたんだよね」


「そうだったんだ…」


「でもそんなこともなんか全部吹き飛んだわ。彩のおかげで」


蒼空に腕を引っ張られ、一緒にベッドに寝転んだ。