お前、可愛すぎてムカつく。



蒼空のお母さんは機嫌良さそうに笑っていた。


「前にうちに来たときも言ってたじゃん?私彩ちゃんの事イイ子だなぁって思ってたから」


「そんな…」


「今回蒼空の事で色々とごめんなさいね。私も気づかなくて…」


「い、いいえ…蒼空のせいじゃないですから…」


チラッと蒼空の方を見ると、窓の外を見て黙りこくっている。


まだ不機嫌みたい。二人でちゃんと話したいな…


家に着くと、妹の唯ちゃんが笑顔で出迎えてくれた。


相変わらず小柄で可愛い…


「お久しぶりです!」


「久しぶりだねっ今日また泊まることになって…お世話になりますっ」


一礼をして家に上がった。


その横を、何も言わず通り過ぎていく蒼空。


いつまで機嫌悪いのよぉーーーー!!



「おかえり」


その時リビングから蒼空のお父さんがやってきた。


うわー相変わらずかっこいい…


そしてすごい蒼空にそっくりすぎて凝視できない。