突然、桐谷くんが私の顔を覗きこんだ。 「胸でかくても…榎本さん地味だしなー。それがもったいねぇ」 「あ、あのさぁ…桐谷くんって結構きついこと言うよね?地味とか…」 他にも色々とちくちく言われた気がする。 「あー。俺、地味な女は嫌いなんだよね」 物凄くハッキリとおっしゃるお方で。 「桐谷くんがそんな人だと思わなかった…」 「かわいい子にはこんな態度じゃないけど」 それを平気な顔して私に言う。 はぁッッ? 怒りで手が震えた。 しかし、その時ちょうど駅に着き、私は桐谷くんを殴らずにすんだ。