本当は悪い先生じゃないってこと、わかってる。
また前みたいに普通に話すことはできないけど…
先生が私に告白してくれた気持ちは嘘じゃないと思うから…
あれは私の心の中で大切にしまっておくことにする。
廊下に出ると、三人の生徒が改まって頭を下げてきた。
「蒼空、榎本…本当にごめん…俺ら最低なことしちまって…」
この三人の顔を見ると、あの時の事が頭をよぎってドキドキしてくる。
正直、もう見たくもない。
でも…ちゃんと反省してくれてるみたい…
「ああ。でも元の原因は俺なんだよな。俺がお前らの女と遊んだり、松林を挑発するようなことしなけりゃこんなことになんなかった」
「蒼空…違うよ…」
「ちがくねぇよっ」
蒼空はすごくイライラしているようで。
その後教室に戻って、翠と渉君が話しかけてくれてたけど口数が少なかった。
せっかく2人待っててくれてたのにな…



