お前、可愛すぎてムカつく。



先生に問いかけられ、蒼空は顔を伏せた。


三人の男子生徒たちも気まずそうに俯いた。


「そして…それを指示したのが…そこにいる松林先生、あなたなんでしょう?」


先生が指さした先は、職員室と校長室をつなぐドアの方だった。


ドアはガラス張りになっていて、そこに松林先生がいたのだ。


ドクンと大きく心臓が動く。


気づかなかった…いつからそこにいたんだろう。


急に恐怖が襲ってきて、足が動かなくなった。


「おいっ…」


蒼空が私の側に来てくれた。


「ご、ごめん…」


「てか…なんで本当の事言ったんだよ…」


呆れ顔だったけど、私を抱える腕が優しくて…松林先生が近づいてきても怖くなかった。



「松林先生…今の話は本当ですか?」



校長が部屋に入ってきた松林先生に聞いた。


松林先生の顔は青ざめていて…


「まさか…俺がそんなことするはずありません」