お前、可愛すぎてムカつく。



「先生…ごめんなさいっ…」


「なんでお前が謝るんだよ!?悪いのは全部あいつらだ!クソ…あいつらの顔がわかれば…」


「も、もう大丈夫ですから!あの人たちのことは許してあげてください!」



犯人捜しなんてことの騒ぎになったら…このことが蒼空にバレてしまう。


蒼空の事だから、自分のせいだと思って落ち込むに決まってる。



「許すなんて…できるわけないだろ!?俺が来なかったらお前…」


「でもっ!先生がきてくれたからっ…私平気じゃないですかっ」


「……こんなに手が震えてるのに…か?」


先生は私の両手を握ってくれた。


まだ震えはおさまっていなかった。


「じきにおさまります…から」


倉庫の扉はあいてるし、こんな場面誰かに見られたらそれこそ大変な事だ。


震える足をなんとか落ち着かせ、外へ出ようとしたとき…