チラッと蒼空の方を見ると、覚えてないような顔をしている。
だよね…今まで数え切れないくらいの女の子達と遊んでたんだから…
連絡先交換したくらいじゃ覚えてないよね。
「んーーー…ごめんね?」
苦笑いの蒼空に対して女の子達は「えぇ!?覚えてないなんてひどーい!」と、わざとらしく腕を絡ませていた。
馴れ馴れしいんだよ!
なんて…
私はそんなこと言う勇気がない。
彼女…なのにな。
「ラインしたのに全然返事こないんですけど~」
「合コンしよーって言ったじゃん」
2人とも拗ねた顔をしている。
そういえば…あの時ここの駅でそんなやりとりしてたな…
あの時は軽い男!ってドンビキしてたけど…。
まさかこのヒトと付き合うことになるなんてね。



