お前、可愛すぎてムカつく。


「言ったな?じゃあ…2人っきりになれるとこいこ!」


「えええー⁉︎」


2人っきりになれるとこって…


まさかっっ



ら、ら、らぶ…



着いた場所はカラオケ屋だった。



「え、カラオケ?」


「そ。2人っきりになれるっしょ?」


なんだ…


私ったらてっきり!


蒼空は私の顔を覗き込んで、フッと微笑んだ。


「期待しちゃったのに申し訳ないね?」


「は⁉︎な、何言ってんの⁉︎」


蒼空にはお見通しだったようで。


顔が熱くなっていくのを感じる。


はぁ。


私ってばとことんバカ。


どんだけ飢えてんのよ…


ジュースを入れて、部屋に入ったとたん。


後ろから抱きしめられた。


驚いてジュースをこぼしそうになった。


「蒼空⁉︎」


「やっと2人っきりになれた」


「そうだけどっ」


蒼空の吐息がうなじにかかる。