お前、可愛すぎてムカつく。


「お前さ、俺がいなくても朱理と行ってただろ?」


「うん…」


「バカかっ」


少し大きい声で怒られてびっくりした。


「でも…朱理さんを1人で行かせるなんて絶対できなかったんだもんっ」


「そーいう時はさ、俺をすぐ呼べよ。自分で解決しようとすんな」


蒼空の言う通りだ。


現に私だけが行ったところで、何も解決しなかったと思う。


蒼空が警察を呼んでくれなかったらどうなっていただろ…


想像しただけでも怖くなる。


「ごめん…」


呆れられても仕方ない。


「まぁ…彩のそーいうところも嫌いじゃねぇけど」


「え?」


「ちょっとさぁ、これから行きたいとこあんだけど」


「いいよっ!私が勝手な行動しちゃったお詫びに…今日はどこでも付き合う」


私のその言葉に、蒼空はニヤリと笑った。


な、なんか嫌な予感がするのは気のせい?