「おまわりさーん、こいつが小松冬弥です」
蒼空がそう言うと、警察官が冬弥さんの周りを取り囲んだ。
「な、なんだよ急に!?」
冬弥さんと、一緒にいた男は焦っていた。
しかし逃げようにも逃げられない状況で…。
「13時50分。小松冬弥、原大地、強姦、窃盗の容疑で逮捕する」
二人はあっという間に取り押さえられ、パトカーに連行された。
私と朱里先輩は呆気に取られていて、言葉がでなかった。
その様子を、ただ蒼空だけが笑ってみている。
「ど、どーいうこと!?」
「俺がサツに連絡しといた」
「え!?」
「実は前から動いてたんだよね、冬弥ってやつのことが気になって。そしたら出るわ出るわ。あいつら今までも色んな女に強姦したり、窃盗したりしてたらしい」



