お前、可愛すぎてムカつく。




女好きだけどいいやつ…



それもどうかと思うけど…。



好きになっちゃったからしょうがないよね…




放課後になり、翠と帰ろうとして思い出した。


今週、週番だったんだ!!


週番は放課後に黒板の掃除と日誌を書かなくてはいけない。


せっかく翠とケーキ食べ放題に行こうと思ってたのに…


ケーキ食べて今日の嫌なこと忘れようと思ったのに!!


私が謝ると、翠は「気にすんな~」と言ってくれた。



「榎本さん今日週番?」


後ろから桐谷くんの声がしてどきっとする。


隣には渉くんもいた。


「そうなんだよね、すっかり忘れてて…」


そう言うと、なぜか桐谷くんが私の机の上にカバンを置いて、椅子にドッカリと座った。



「あ…蒼空が一緒に手伝ってくれるんでしょ!?じゃ、悪いけどうちらは先に帰るわ!渉いくよ!」


「えぇー!?ちょっとっ…」


渉くんは無理矢理翠に連れていかれた。


帰り際、私と目が合った翠はニヤリと笑っていて…


そんなことされたら余計意識しちゃうよぉ~!!