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携帯が鳴る。
相手は男。んま~世間ではこんな呼び方されてる、【セフレ】。

『もしもーし』
「もしー?愛美さー今日暇?」
『うん』
「あそぼー☆」
『いいよ。7時に□○ね』

「あそぼー」。それは遠回しに、やろーってゆってるのと同じ。
奴等からしたら求めるのは、身体。
だけど、別に断りはしない。
なぜかって?
んまぁ、普通の子からしたら、嫌だよね。汚いとか思うよね。
だけど、あたしみたいな【ビッチ】は、別に拒んだりしない。
あたしは、逆におっけいってかんじ。その理由は、愛されてないから。
ただ求められるのは身体だけ。愛されもせず、求められず、いつもあるのは最後には裏切り。
こんな生き方に飽き飽きしていた。
もうドン底に放りこまれたあたしには、愛なんて、ベタな感情なん消えかけていた。

だけど、こんなあたしを愛してくれる奴に出会うなんて、思いもしなかった。