小さなANGEL(ケータイ小説向上の会企画作品)

病院に運ばれた莉那だが、血が足りない事態に…

またまたややこしい血液型してやがったな

RH-B型らしい…ドラマとかでお馴染みの…

病院も慌ただしく輸血の手配をしとるが…

「血が足りない…このままじゃ手術が出来ん!最新の設備を揃えながらこんな小さな命を救えんのか?」

医者の嘆き叫ぶ声が聞こえて来た。

「しゃあしか黙っとれ!このバカ医者…吠えたいのは、俺だって一緒タイ!」

いつも孤独だった俺の唯一の理解者の莉那をこんな事で失いたくない。

いつもの俺からは考えられない感情が俺を支配した。