恋愛途中



暖かくて優しい指先。


その指先に触れようとした時、スッとその手が離れた。


「ごめん。もう帰りな」


そうやっていつも距離を作ってしまうんだ。


近いのに遠い距離だから、0になることなんて無い。


「明智さん、私もう、やめます…」


「は?」


心の中で分かってたのに…。