「さすがに、一晩で3回はきついなぁ…」




私も…立てるか分かりません…。




でも…すごく幸せ…。




何気なく窓を見ると、雪がちらついていた。




「あっ!雪…」




「本当だ。ホワイトクリスマスだな」




「うん…私、空にお願いしたんだ。雪が降りますようにって…」




神様、ありがとう…。




「空からのクリスマスプレゼントだな」




「私…何もお返しできないのにな…」




本当にそう思ったんだ。ホワイトクリスマスなんて生まれて初めてだったから…。




また1つ、智希と初めてを叶えられたね…。




「俺達が、こうやっていつまでもラブラブでいる事がお返しなんじゃない?」




「………うん…」




ベットの中で、裸の智希が、裸の私を抱きしめる。




「今思ったんだけど…カーテン開けっぱなしだったな」




あぁぁぁ!!!!!!!!!




そんなの…何も考えてなかった!!!




「見えたかな??」




「かもな…」




思いっきり、布団の中に潜った。




恥ずかしい////




「嘘。ここ何階だと思ってんの?まぁ、神様には見られてたかもな」




「もぉ…智希のバカぁ!!」




智希の胸をポカポカ叩いてんのに、何故かニヤニヤしてる。




「その揺れ具合…たまんねぇな。誘ってんの?」




智希の視線を辿ると…まだ裸の私の胸が…。




思わず、布団で隠した。さっき散々、見られたのに…。