思わず、顔を手で覆った。




この前、上半身の裸は見たけど…




下は…初めてだから…




「ちゃんと見て…」




そう言われても…どうしていいのか分からない。




「恥ずかしい…」




「俺だって恥ずかしいよ…でも、彩音には…愛する人には…俺の全部を見て欲しい」




恐る恐る、顔から手を外すと目の前に…




智希の引き締まった体が見えた。




文句ひとつない体。




セクシーすぎる…。




「彩音…愛してる」




「私も…愛してる」




体と体の温もり。




愛する人の温度を直に感じられる。




触られたり、舐められたり…




1つ1つにすごく愛を感じる。




「あっ………」




自分でも初めてとは思えないくらいのエロい声が出ちゃう…。




「かわいい…もっと聞かせて…」




耳元で囁かれると…もっと感じちゃうよ…




智希は、私の不安を全部消すかのように丁寧に丁寧に愛してくれる。




「入れるよ…痛かったら言って?すぐに止めるから…」




そう言うと…智希の熱い物がゆっくりゆっくり私の中に入った。




こんなに…熱いんだ…。




確かに最初は痛かったけど…幸せな気持ちが大きすぎてよく分からなかった。




智希は何度も何度も…




『愛してる』って言ってくれた。




同時に、『痛くない?』って優しく何度も言ってくれた。




何度もひとつになって愛し合った。