今日は、お昼から学校だから、行く前に梨華と会う事になった。




マジで夏休みなんかないし…




宿題も、何も手をつけてないよ…




智希は、朝から学校に行った。




仕事が山のようにあるんだって。




「そっか…彩音の気持ち分かる」




昨日の事を梨華に相談した。




やっぱ、こういう時は、何でも話せる親友がいるといいよね。




「えっ??梨華もそうだったの?」




「うん…3ヶ月ぐらい、手出して来なかった。キス止まりだったよ」




今の私達と同じくらい…。




「私、正直…軽い奴だと思ってたから以外だった。でも…大切すぎて手出すのが怖かったって言ったんだ。それ聞いた時はもうこの人しかいないって思った」




梨華…いい人に出会ってよかったね。




真剣に悩んでたもんね…




今の彼氏と付き合うかどうか。




軽い人に見えるからって、絶対に遊ばれるって言ってたね…




でも…違う学校から、わざわざ告白しに来る人なんか、まれだよ?




しかも何回も…




絶対に本気以外ありえないよ。




梨華が出した答えに間違いはなかったね…




「そういえば…明々後日、彩音の誕生日じゃない?」




えっ…??




そうだった…忘れてた…




自分の誕生日、人から教えてもらうなんて…




それくらい…夢中だったんだよね…




智希に…