…だから、キミを追いかけて

「…今日はお見舞いありがとう。車まで持ってきてもろうて…ごめんね…」

ベッドの中に入った。
背中がスーッとする。うっすらと寒気が襲ってきた。

「いいよ。また来るね。早う良くなってまた遊ぼ。海斗さんもお大事に…って言っとったよ」

話が後になってごめんね…と謝りながら部屋を出る澄良に手を振った。


海斗さんと澄良、星流と佳奈さん……
2組の夫婦を思い出しながら、改めて自分が歩んできた日々を思い返す。

何が足らなかったのか……分かった気がした。

これから…どんなふうに生きていけばいいのか、教わったような気がした。


何に対しても同じだ……。

誰に対しても一緒……。




思いは……





(口にしないと伝わらないーーーーー)