…好き……?
好き、好き…?
「はああああ⁉︎
な、な、な、なんで⁉︎」
「あっははは!
自覚なしかーこのやろ!」
完全に何時もの尊さんの顔になって俺の髪をぐしゃぐしゃにする
痛いから…!
「………後悔だけはするなよ…
消え去る前に想いを伝えろ。
『もっと早く伝えていれば…』
遊樹は何時も泣きながらそう後悔してたから…」
遊樹先輩が……?
泣きながら……
「……俺は…小毬の事は好きだった。
小学の時に伝えなかった事を後悔した…
尊さん。
俺、もう後悔してるんです。
だから…今度は後悔しない。
前は高嶺の花過ぎて…近づけなかった小毬に……
今度は向き合う。向き合ってみせる」
尊さんと向き合って言う。
向き合おう。
きっと思い出すのも辛い過去を思い出して話してくれた遊樹先輩と尊さんの為に…
きっと過去に囚われている小毬の為に…
自己満足でもなんでも言われても構わない。
俺は…俺なりに全てと向き合おう。
「…ああ。
分かった…
俺が言うまでもなかったってことだな
あーあ。
俺より男前な面しやがって!」
「……は?」
「やめて⁉︎
その冷酷な目やめて⁉︎」
