俺は…なにができる?
なにが出来てる?
わからない。
わからない。
「俺はお前の行く道をどうこういう権利なんて無いだろうけどさ……
お前は…
カウンセラーとか似合うと思う」
「え……?」
か、うんせらー?
カウンセラーってあの?
なんだっけ?えっと……そう、悩みを聞いてその人の心の負担を減らすってやつ?
そんなの…無理に決まってる。
俺がカウンセラー?
出来るわけがない。
「出来るさ。
お前なら」
「…え……?」
「お前はイジメられてた人間の気持ちがわかる。
大切な人を失う辛さがわかる。
立ち直る力を……人を立ち直させる力を持ってる。
だからこそ……
人を勇気付けることができるんじゃないかって俺は思う」
……尊さん…
尊さんが持ってきた缶コーヒーを飲み終わると、俺と同じ様にゴミ箱に向かって投げた
「尊さん…
俺に注意しといてそれは無いでしょ」
「あ、バレたか
はははっ」
「バレたかじゃないですよ」
