「小毬?
なに見てるんだ?」
「聡さん…ふふっ
小学生の頃に聡さんから頂いた手紙を読んでいましたの」
「……あんなのまだとってたのかよ…」
「はい」
はいって……
あっけからんとした小毬の言い方に自然と顔に熱がこもる
それを隠そうと手で顔を覆う。
「あら?
顔が赤くなってますわよ?
もしかして……
照れました?」
「は⁉︎
そ、そんなことねえし!」
「ふふっ
そんな隠さないでくださいまし」
顔を覆っていた手をずらされる
「あんまり…みるなよ……」
「ああ、やはり聡さんは愛らしいですわ……!」
「だからやめろって」
「嫌ですわ」
……はあ…
全然譲ろうとしない小毬に少し諦めながら
……まあ、いいか。
とか、考えてしまう。
