盛り上がって話していると時間がたつのがすごく早くて
下校にかかる時間の15分ほどがあっという間だった。
健一は面白くてノリがよく話しているうちにかなり仲良くなれた。
マンションのエレベーターホールで別れる。
和也の家が6階、健一の家が1階だからだ。
「健一バイバーイ!」
「おう」
エレベーターの中でも私から和也への話題は、健一の事ばかりだ。
でも、なぜか和也は黙ったままだった。
「和也どしたん?調子悪いん?」
「いや、大丈夫。なんでもない。」
「ふーん、それよりさ、ほんま健一っておもろいなー、クラスちゃうんが残念やわー」
