「まぁなー。」 何が、へへっ、だよ。 嫉妬、ジェラシー、ドロドロ。 ぐるぐる。 だけど、そんなレンは幸せそうだ。 「そうだ。今度、立野と 花火大会行くんだけど、来る?」 「は?」 待って、 なんでわざわざ友達カップルと、 夏の醍醐味、リア充の聖地、 花火大会に行かなければナラナイノダ。 「完全、アウェイじゃん。」 「だって、立野がユウキも誘えばー? って」 目がしばたたく。 隣の席の、その人が? 友達の恋人、なのに。 教室を見回しても、今はいないようだ。 「何で」