ーー「ああー、テスト終わったー!
こんにちは、夏休み!」
伸びをして息とともに吐き出すレン。
周りに他の生徒はいない。
「レン、職員室行かなくていいの。
先生、日誌待ってると思う。
しかも、
早く帰らないといけないって。」
「あ、やべ。
解放感に浸ってる場合じゃなかった。」
机から日誌を引っ張り出して、
授業ごとの様子を書き込んでいく。
と言っても、
今日はテストだけだったから、
書く欄は少ない。
「よし、じゃあじいちゃん家
行くからこのまま先帰るわ!
ユウキは、
プリント整理して帰るんだっけ?
じゃ、また連絡するわ。」
