「行こ行こー!」 先輩たちの無視は、あからさまに態度に出ていた。 だが、周りにだれもいないときなので、その現状に男子部員は気付いていない。 もちろん、ケイスケ先輩も。 先輩と仲よくなって、楽しい部活をイメージしていたあたしには、それが辛かった。 でも、相談できるのはアヤだけ。 そんな孤独に耐えていたあたしに声をかけてくれたのは…。 「…最近、元気なさそうだけどどうした?」 大ちゃんだった。